北区民生委員の見学

11/1(木)、北区の民生委員の方約20名が、せせらぎ農園を視察されました。今年3月に視察された足立区民生委員の方にお聞きして今回の視察を希望されたそうで、高齢者が活き活きと過ごせる居場所作りやその運営方法などに関心をお持ちのようでした。
写真は、視察者に活動紹介する農園最高齢者81才のYさん。
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農園で参加者が活き活きと作業する姿を見ていただいたあと、近くの東部会館でパワーポイントを使った活動紹介と意見交換を行いました。
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なぜ会費を取らずに運営をやっていけるのか?
なぜルールや当番がないのに人が集まるのか?
様々な質問にお答えしながら、自分自身を振り返るよいきっかけとなりました。

生ごみを出す人から会費をいただく。
生ごみを堆肥化する人は会費無し。逆に作業費としてその日収穫した野菜をお持ち帰りいただく。
矛盾だらけの人間界のルールよりも、自然界のルールを大切にする。
そんな自分の感性を信じ、そのための喜びを追求する。
楽しい雰囲気作りのために自分が楽しくないことはやらない。
コミュニティガーデンでは上下も男女も関係なし。みんな対等。
コミュニティガーデンでは「働かざる者食うべからず」。お客さんを作らない。(畑では、身体が不自由な方でも何かしら仕事があるのです)
噂話はするが悪口は言わない。
問題が起きたらすぐにみんなで共有する。
問題行動が見られたら、すぐに本人に伝える。
コミュニティガーデンは「みんなの庭(畑)」。来るものは拒まず去る者は追わず。排除はしない。

回答に困ったのが、「これまでに苦労したことは?」という質問でした。
なぜなら、「苦労」と思ったことがないのです。
トラブルがあってこそ仲間の結束や次に進むステップにつながることを思えば、苦労の元は新たなコミュニケーションのきっかけとその先の喜びの元であり、ありがたいなあと・・・。
実際そうでした。たとえば・・・
・雨や雪の日の作業 → 相互扶助・仲間のありがたさを確認する
・堆肥化施設の閉鎖 → コミュニティガーデンの開設につながる
・生ごみを回収していた福祉施設の軽トラックの廃車 → 助成金申請で自前の軽ダンプ車調達
・当初関わっていた福祉施設の撤退  → まちの生ごみ活かし隊の自立につながる
・相続でなくなる可能性のある畑 → 「市民による都市農業研究会」の発足
・ご近所の苦情 → ご近所とのコミュニケーションを通して交流につながる

なによりも、「信頼」だけでつながっている仲間たちの存在はありがたいものです。
目的が限られた個人趣味の集まりでは培えない、社会的使命感のようなものでつながる関係性。
そんな関係性を培うことのできる「場」って素敵です。

コミュニティガーデンのメリットはいろいろありますが、高齢者・障がい者・子育てママたちが自然と集える異世代交流の場としての価値をご理解いただければと思っております。
生ごみリサイクル元気野菜作りが、健康・福祉面からも輪が広がることを願っています。
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